via バスケット・カウント
古巣である西宮への特別な思い
細谷は一度就職するも、バスケ選手への夢をあきらめきれず退職し、夢を追いかけたBリーグでは珍しい選手だ。当時の栃木ブレックスの下部組織『TGI D-RISE』でキャリアをスタートさせ、そこでの活躍が認められ、西宮ストークスの前身である兵庫ストークスに加入した。細谷は西宮への特別な思いをこう語る。
「僕がプロを目指して、トップリーグに行きたいという夢をずっと持っている中で、一番最初のトップリーグのチームが兵庫ストークスでした。その時の僕はお金もなく、生活していくのもやっとの中で、ブースターさんとか、スクールの生徒さんだったりとかが僕を支えてくれたんです。この間もアウェーで大阪に行ったんですけど、兵庫のブースターとかスクール生の皆さんが来てくれました。そういう繋がりをすごく大切にしてくれる方たちなので、だから特別な思いで試合をやっていましたが、本当に感謝しかありません」
B1残留を懸けた真剣勝負だったにもかかわらず、西宮ブースターの数名が細谷に握手を求めていたのは、そうした背景があったから。また、谷直樹や道原紀晃、梁川禎浩は当時一緒にプレーしていた戦友だ。敗戦のショックが大きいはずの道原も、取材で顔を合わせると冗談交じりに互いを罵り、笑顔を取り戻していたのが印象的だった。
「皆さんの声援のおかげであと一つ戦うことができます。あと一回だけ僕らに力をください」とファンに言葉を投げかけたように、横浜のB1残留はまだ決まっていない。自分を育ててくれた感謝と、西宮ブースターの思いを背負い、細谷は最後の戦いに挑む。
via Basket Count
道原紀晃 & 細谷将司
instagram via masashihosoya0
※過去の記事 2016年05月14日
サイバーダインつくばロボッツ #4 細谷選手 & 西宮ストークス #13 道原選手
2016年4月16日(土) @つくばカピオ・サイバーダインアリーナ
「なかよしさんたち」
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